2010年03月30日

つくって、つなぐ

長かった春休みももうおしまい。
「あー、自分何したっけなぁ」という人も多いのではないのでしょうか。
私も多くの大学生がそうであるように、バイトと読書・勉強にほとんどの時間を費やしていました。
ただ、いつもの春休みとはちょっと違うことをしてみたい!


そう思って手を付けたのが洋服づくり(裁縫)です。
一枚の布から型をとって、縫う部分や隠す部分を計算しながら裁断し、ひたすら縫う。
ことばにすると簡単そうだけどこれがとっても難しい。
時間もかかるし、手間もかかる。かからないのはお金くらい。


この裁縫がいま、大地震の被災国ハイチから避難した人びとの仕事、そして重要なコミュニケーションツールとなっているのです。

***
ハイチの大地震によりいまもなお、札幌市の総人口とほぼ同じ190万人以上の人が家を追いやられ、キャンプや施設での暮らしを余儀なくされています。
そして同じく、約60万人もの人々はその他の地域に避難しているのです。

その避難先のひとつ、ハイチ南部にある地方のコミュニティFonds-Verrettesには約8000人の被災者が避難しています。ここには仕事もなく、心の傷を持つ人や社交面で苦しい思いをしている人びとが多くいるそうです。

UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は、この地域にある女性団体、Oganizasyon Fanm Solide Fonveretに、ミシン8台と他に必要な材料のための助成金を寄贈しました。

団体ではこのミシンを使って地元の女性たちに裁縫師になるための訓練を行い、作った品物を周辺コミュニティの商人らに売るのだそうです。




「この取り組みは、単に女性たちに収入を得る機会を与えるだけではありません。地元の人々と被災した女性たちが一緒となり、心の傷や失ったものを通じてお互いに支えあうコミュニティを作るのです」

地元のプロジェクトコーディネーターOlga Jean Polynice氏はこう語ります。


裁縫が地域を繋ぐ。


そう言ったら少し大げさに聞こえるかもしれません。
だけど、チクチクしながらペチャクチャし、それが女性たちの仕事になり、笑顔になる。
なにより継続性があり、経済効果もあり、そして地域活性効果もある。

私はこの支援のあり方を、純粋に「素敵だ」と思いました。
それはきっと、お金では買えない価値がこのプロジェクトにあったからだと思います。


依然として、ハイチの完全復興には5〜10年かかると言われています。
そして震災直後は集まった支援金も、次第に少なくなっていくことが予想されます。
こうした数々のプロジェクトや支援活動を支えるためにも、私たちができることを少しずつしていきたい。

そこで、改めてハイチ大地震へのみなさんの協力・関心を、私からお願いしたいです。
ハギレも繋ぎ合わせれば、立派な洋服になります。^^
ご協力よろしくお願いします!

★UNHCR寄付
http://www.japanforunhcr.org/donate/index.html

★ハイチ地震募金先まとめ
http://www.thinktheearth.net/jp/thinkdaily/emergency/2010/01/201001-haiti.html

【本文参考URL】
http://www.japanforunhcr.org/topnews
太字引用元

(文責:広報局2年 赤津ともみ)
posted by S.A.L. at 21:00 | Comment(9) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月26日

インドの現状

 


こんにちは!
総合政策学部一年、山本峰華です!







 「子どもは引き裂かれ、女の人はレイプをされています。」
私のいたところの20kmほど離れた村で、こんな現状があることを、シッタルタさんは、涙を目に浮かべながら、私に語ってくれた。

私は、3/10から二週間、インドへ行った。

その中で、ニランジャナスクールという、小学校と孤児院のあるところに、9日間滞在した。

このニランジャナスクールがあるのは、インドで最も貧しい州と言われるビハール州のスジャータ村。
このビハール州は、乾燥していて農業がうまく出来ない土地なため、人々は農業ができず、貧しい。
カースト制度の“下のほう”の人々が住む。
このニランジャナスクールは、そんな貧しい教育を受けられない子どもたちに教育をする場所だ。

そしてこのニランジャナスクールを作ったのが、シッタルタさん。
彼は、20歳の時からこのスクールを青空教室から始め、10年ほど経った今では、立派な小学校と孤児院に500人ほどの生徒がいるニランジャナスクールを作りあげた。
シッタルタさん自身も、スジャータ村で生まれ、貧しいため教育を受けられず児童労働をしていたが、こんな子どもたちを増やしたくないと思い、このニランジャナスクールを創設した。



このニランジャナスクールで、私が過ごしているとき、村をマフィアが襲うという事件が多く起きた。

ニランジャナスクールのあるスジャータ村から20kmほど離れた村々で、マフィアが女性や子どもたちを容赦なく襲った。
夜には、男性たちのマフィアに対する警戒の「オー」という声が響いた。


インドでは、政治汚職が多くあり、汚職をしている政治家たちが、貧しい人々をマフィアとして雇っている。
そして彼らに「村を襲え」などと指示をするという。
貧しい人達が教育をするということも嫌い、そのような支援をしている人を殺したりもしているそうだ。
選挙のため、自分がずっと高い位置にいられるように、容赦なく村を襲う。



この現状に、私は愕然とした。
そしてこの現状は、変えられないとシッタルタさんは言う。
インドの政治の中では、当たり前のこととなってしまっているからだ。

マフィアの人たち自身も、襲いたいから襲っているのではない。
貧しいからお金を稼ぐためなのだ。


悪いサークルがインドにはある。
これから発展していくと言われるインド。
もちろんデリーなど発展しているところは凄まじい発展をしている。
でも貧しい州はまだまだ貧しい。



この格差はこれからどうなってくるんだろう。

旅の間、何度もこのことを考えた。
このままだとこの格差は縮まらないと私は思う。
カースト制度のなごりか、上の層の人々は、下の層の人々のことを気にしない。
上の層の人々がインドに住む人々全体の事を気にして、皆の状況が少しでも良くなればと思う。




私がスジャータ村を去った二日後、スジャータ村の近くで、マフィアが夜行列車の線路に爆弾を置き、テロを起こした。
幸い、列車が直前で急停車し、線路が壊れただけで終わった。

でも、もし列車が止まっていなかったら…
そう考えると恐ろしい。



村々に男性たちの「オー」という警戒の声が響かない日々が来る事を祈りながら、今回の文章を終わりたい
posted by S.A.L. at 00:39 | Comment(8) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月25日

ベトナム女性の美しさ

DSC_0713.JPG

みなさん、こんばんは。
武井ヒロアキです。

僕は今、ベトナムのホーチミンにいます。
もう丸4日も過ごしたのかと思うと驚きです。




さて、真面目な話をひとつ「ベトナム女性の美しさ」について。



ホーチミンに到着後、マーケットを歩いていて友人がポツリと言いました。

「ベトナムの女の人ってきれいな人多くね?」

言われてみれば確かに。
単純に「きれいな女性」が多そうだ。

過去にベトナムを襲った多くの侵略者たちもベトナム女性の美しさには一様に舌を巻いたそうだ。


でも、ベトナム女性はきれいなだけではない。


マーケットを歩いていても、ホテルのなかでも、コンビニでも、マッサージ店でも、どこでも、お金の管理は女性が行う。

というか、女性しか働いていないのではないか。

男性はというと公園でお昼寝かボードゲームに熱中している。
またはタバコを吹かしているばかりだ。





プノンペン行きのバスを予約するために、友人のおかげで2時間近く歩いた帰り道、公園からなにやら奇妙な音楽が聞こえる。

どこか丸みを帯びた音楽が聞こえてくる。

何だ。

ベトナム女性のダンスだ。腰を振り。腕を振り回す。
エクササイズと呼ぶにはいささかお粗末さが伺えるが、女性たちは力強く音楽に身をまかせる。


とどのつまり、

ベトナムの女性はとても強い。
いろんな意味で、強さがにじみ出ている。

もともと農業国であったベトナムでは儒教的な発想が強い一方で、
「カカア天下」という状況も強いそうだ。

ベトナムのことわざに「王の法律も垣根まで」というのがあるが、
垣根のなかでは男ではなく
鶴の一声ならぬ、カカアの一声
が響くのだろう。


美しさと強さを兼ね備えて、一家をベトナムを支える(引っ張る)女性たち。

僕の友人もなかなかいい目を持っているのかも

そういえば、
昨日、僕に変なおもちゃをちゃっかり売りつけてきた少女も将来、
大きくカカアの一声を響かせるんだろうなー。
うん。きっとそうだ。



武井ヒロアキ
(筆者mixi日記より転記 一部変更点あり)
posted by S.A.L. at 19:09 | Comment(8) | お知らせ,イベント情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月23日

LIVE&PIECE 2nd 開催のお知らせ

昨年のLIVE&PIECEが再び!!

LIVE&PIECE 2nd 開催決定しました!!
予約も受付中です、皆様ぜひお越しください!!

DSC_0713.JPG

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2009.4.24 Sat

学生主催のチャリティ・ライブイベント
【LIVE & PIECE】
〜ライブから繋がるカンボジア〜

club@asia
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チケット予約
sal.officialinfo@gmail.com

本文にカタカナでお名前とご希望枚数を記載の上
ご連絡ください。
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【学生団体S.A.L.主催、チャリティ・ライブイベント第2弾開催!!】

来たる4月24日、渋谷club asiaにて学生団体S.A.L.主催のチャリティライブ開催しま
す!!

昨年6月の大盛況の開催(231名のご来場者,154,032円をNGO MAKE THE HEAVENに寄付 http://bit.ly/c5BV8i)に引き続き、今回は第2弾!!

イベントでは世界トップクラスの様々なライブ・パフォーマンスのほかに、
S.A.L.のメンバーがカンボジアの写真や映像をお届けし、楽しみながら「リアルな世
界」を知ることができます。

イベントの収益金はカンボジアの地雷除去支援を行っているNPO団体「JMAS(日本地雷
処理を支援する会)」へ寄付され、
いまだに数百万個の地雷が国内に残るカンボジアの、地雷撤去費用に充てられます。

皆様のご来場をお待ちしております!

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■Contents■
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●日時
4月24日(土)
OPEN 17:00 START 17:45

●場所
club@asia
JR山手線渋谷駅ハチ公口より徒歩5分
URL:http://asia.iflyer.jp/venue/

●入場料
1500円(ドリンク代別途500円)

●出演者

○MC…学生芸人 門出ピーチクパーチク
○Performance
・ダンス/Dancing crew JADE
慶應大学ダンスサークル。様々なジャンルのダンス・パフォーマンスを繰り出しま
す!!
・マジック/齋藤駿・多治見智高
若手マジシャンを引っ張る2人が登場!!
・ジャグリング/senjyu
2007年IJAジャグリング世界大会Jr部門優勝!

○Live
・THE ラブ人間
2009年結成。恋愛至上主義音楽集団。下北沢などを中心に精力的に活動中!
・K.B.R. society the KALUA
慶應大学バンドサークル 。歌モノを中心に、Acid jazz, Soul, R&Bを演奏!


●協力
・NPO JMAS(日本地雷処理を支援する会)
イベントの収益は、NPO JMASを通してカンボジアの地雷撤去費用に充てられます。
・株式会社ジェイ・ブロード
・Project Abroad JAPAN

●メール予約
sal.officialinfo@gmail.com

本文にカタカナでお名前とご希望枚数を記載の上、ご連絡ください

●主催,お問い合わせ
学生団体S.A.L.
http://sal.seesaa.net
sal.officialinfo@gmail.com

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posted by kota at 22:24 | Comment(0) | お知らせ,イベント情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月21日

写真と違和感とありがとう


たとえば、あなたがカンボジアに行ったとする。
そしてスラム街で、子ども達の素晴らしい笑顔に出会ったとする。

言い忘れていたけれども、あなたの手には、高機能なコンパクト・デジタルカメラが握られているとする。

ほとんどの場合、あなたはそのカメラで、子ども達の笑顔の写真を撮るだろう。

自分が一緒に入るのか、子ども達を何人か集めるのかはわからないけども、とにかく写真を撮るだろう。

そして、あなたは子ども達に写真を見せるだろう。


あなたはそんな子ども達の笑顔の写真をたくさん撮って、帰国したら、例えばmixiやFacebookなんかのSNSにアップロードして、友達に共有するだろう。


さて、この一連の流れに、何か違和感を感じる人はいないだろうか。
当たり前すぎて、感じないかもしれない。

でも僕は、違和感を感じた。

どこに?なんで?

*

この流れは、別になんにも悪いことじゃないとは思う。

だって、その子ども達は写真を撮られて嫌な気持ちにはなっていない。カメラを持っているだけで、「撮って撮って!!」と寄ってくる子どもばっかりだ。その子たちを写真に撮ると、撮られた子どもたちは喜ぶし。

でも、僕は違和感を感じた。

*

僕が違和感を感じたのは、子ども達は写真を「撮られている」だけであるという事実に対して。

例えば撮った写真をその場で子ども達に見せてあげても、子ども達自身は一回見せてもらったらその写真を自分の手元に置いておくことはできない。思い出としての写真は残らない。それは僕らの手元にだけあって、それは僕らにとっての「思い出としての写真」になってしまう。

写真というのは、情景と一瞬を切り抜いて永久化することだ。

写真を手元に残せない子ども達にとっては、写真を撮られたことは一瞬であって、永久にならない。写真の利点が全く生かされていないのだ。言い換えれば、僕らが勝手に子ども達を撮って、勝手にそれを思い出にしているだけな気がしてしまうわけだ。

だから僕は、その行為に違和感を感じたのだ。

*

写真はコミュニケーション・ツールだ。

ただ相手を撮っているだけでは一方通行になってしまう。コミュニケーションできていない。それをしっかり、相手にとっても自分にとっても、思い出の一枚に出来ないと、写真の良さを生かせていないし、本当に自己満なんじゃないかと思ってしまう。

別に旅行先の子ども達にだけ、この話が当てはまるわけでもない。どこだって、写真はそういうものだ。

*

僕はこのことに違和感を感じてから、なんだか子ども達にカメラのレンズを向けることに戸惑いを覚えてしまった。二回目にカンボジアに行った時、僕はほとんど子ども達の写真を撮ることが出来なかった。

考えすぎと言ったらそれで終わりかもしれない。子どもたちは気にしていないかもしれない。自己満足の問題かもしれない。というか、そうだろう。

でもやっぱり、僕はこの違和感どうにか解決したかったから、今回チベットに行く前にあるものを購入した。

それは、ポータブル・プリンターだ。

デジカメとつないで、その場でシール状の写真が印刷できる、プリンターだ。

その場で写真をプリント出来れば、写真を撮って、それをプレゼントするという、「コミュニケーション」が生まれる。コミュニケーション・ツールである写真の真の良さを、生かせる。しかも、自分だけの思い出にはならない。相手にも、一瞬ではなく写真として、しっかりと手元に残る。

子ども達にも、思い出としての写真を共有することができる。子ども達の笑顔を勝手に撮るんじゃなくて、子ども達自身ともシェア出来るのだ。

買うしかないと思った。

*

僕はチベットで、それを大活用させた。チベットで実際にポータブル・プリンターを使うと、子ども達は本当に喜んでくれた。

自分が写っている写真を、恥ずかしそうに、嬉しそうに、それぞれが手にぎゅっと握って、よーく、じっくり食い入っている子どもたちを見ていると、僕もとても嬉しくなった。

そして何より、子ども達がみんな声を揃えて言ってくれる言葉に、僕は何度も感動した。凄い単純だけど、写真を撮るだけじゃ絶対に言ってもらえない言葉だった。


「トゥチェチェ(ありがとう)」。


それ聞いたとき、コミュニケーションが生まれた。違和感は消えた。
撮ってよかったと思ったし、撮るときに躊躇する事もなくなった。

*

たとえば、あなたがカンボジアに行ったとする。
そしてスラム街で、子ども達の素晴らしい笑顔に出会ったとする。

言い忘れていたけれども、あなたの手には、高機能なコンパクト・デジタルカメラが握られているとする。そして、ポータブル・プリンターもあるとする。

ほとんどの場合、あなたはそのカメラで、子ども達の笑顔の写真を撮るだろう。

自分が一緒に入るのか、子ども達を何人か集めるのかはわからないけども、とにかく写真を撮るだろう。

そして、あなたは子ども達に写真を見せるだろう。

そして、あなたは子ども達に写真を、プレゼントするだろう。

子ども達はあなたに、ありがとうと言うだろう。


CSC_0461.jpg DSC_0468.jpg
(チベットの村で、子ども達と/印刷した写真に見入る子ども達)

文責:代表はたちこうた
posted by S.A.L. at 05:18 | Comment(12) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月16日

いいお話をききました

インドでレイコさんという女性に出会った。

彼女は、インドに住む日本人。

40年前ほどに横浜の教会で運命的に出会ったインド人の男性と恋に落ち、結婚、渡印したそうだ。

当時の時代背景を考えると、国際結婚すら珍しく、並大抵の決心ではなかったはずである。

しかし、レイコさんの決意は固かった。

最初は大変だっただろうが、今ではすっかりインド文化に沿った暮らしに馴染んでいる。


そして、後悔していない、と笑顔で言った。


レイコさんはインドの心と日本の心のふたつを持っていて、どちらも好きだし、理解できるのだと言う。

インドも好きだし、日本も好き。自分みたいな国際結婚がきっかけとなって仲の悪い国同士が理解しあえるようになればいいと思う、と言う。
自分はその第一歩としての役目を果たしたのではないかとレイコさんは振り返る。



そんなレイコさんが振舞ってくれためずらしいインド料理を頂きながら、次のようなお話を聞かせてもらった。



ある日レイコさんが急ぎで拾ったオートリクシャーに乗っていたときのことである。
とにかく急いでいたレイコさんは運転手を急がせていた。


しかし、運転手は突然リクシャーの運転をやめてしまったのである。

当然、リクシャーは止まる。


どうしたことか、と思っているレイコさんを尻目に運転手はリクシャーから降り、反対側の道路わきに駆け寄った。


そこには、倒れて痙攣を起こしている人。


運転中にそれを見つけた運転手は放っておけなかったのである。
運転手は介抱し、痙攣が治まるとまた運転に戻ったという。


急いでいたレイコさんは当初憤慨したものの、あとから考えてインド人の優しさに心打たれたそうだ。



それに比べて、日本はどうだろうか。


無論仕事をなげうって、とは言わないが、道で困っている人がいるときにどれだけの人が声をかけるだろうか。知らん振りして素通りしてしまう人が多いのではないだろうか。


「人は人、自分は自分。」というある意味では楽だけど寂しい言葉。


レイコさんのお話を聞いて私は社会の変化の中で日本人が忘れてきた何かに気付かされた気がした。


外国に行くと、見えなかった日本に気が付く。それはいい意味でも悪い意味でも。



インドのいいところを見習って、もっと日本が誇れる国になっていけたら良いし、日本のいいところももっと世界に知ってもらいたいと思う。


インドの人々の笑顔を思い出しながらそう思った。


文責:深瀬 詩織
posted by S.A.L. at 23:40 | Comment(9) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月11日

消しゴムとペン、何を描く

「1001のバイオリン」THE BLUE HEARTS


「ヒマラヤほどの 消しゴムひとつ
 楽しい事を たくさんしたい
 ミサイルほどの ペンを片手に
 おもしろい事を たくさんしたい」



こんにちは、広報局2年の原口さとみです。

THE BLUE HEARTSの、1001のバイオリン。
最近宮崎あおいさんが出演されているCMで、耳にする人も多いんじゃないでしょうか。
もっとも、私ももともとTHE BLUE HEARTSやザ・ハイロウズを聞きはするものの結構曲は偏りがちで、この曲はCMで初めて耳にしました。

そして、初めて耳にした時から、ずーっとずーっと、上に掲載した歌詞が心に残って離れません。ここ何日もずっとリピートです。笑
彼らには多くのファンもいますし、もともとファンじゃなくても私のように感じた人もいるはず、と思い、軽く調べてみると色々な解釈を見ることができました。

その中でも多かったのは、やはり当時(1993)学生だった、学生運動世代の子世代でありバブル誕生と崩壊を目にした人々の解釈:「揺籠から墓場まで馬鹿野郎がついて回る」についての共感です。正直まだ20歳の私にはその部分には共感というか解釈が難しくて出来ません。

が。

最初に上に記載した歌詞に、まるで地球で初めて太陽が昇って靄の中光が差し込んできたような、そんな情景を想像できて、なんだか常に世界のどこかで起きている争いが光に包み込まれてなくなるような気がしました。そんな情景、実際見たことあるわけはないですけど(笑)
でも、ヒマラヤの高さ程の消しゴムがあったら、世界中の争いを消したいと思うし、その消した部分には争いに使われたミサイルほどの大きなペンでみんなが楽しくなれるようなものを描きたいと、私はそう思います。



音楽の力ってすごいですね。紙に書かれたコトノハに音と気持ちが乗ることで、こんなに人を創造力で駆り立たせることができる。

いつもこのブログでは国際問題について結構距離を近づけて書くのですが、ちょっと今回は「国際問題」というより「人の行動に変化を与える」というところにフォーカスを置いて書いてみました^^



長くなりましたが最後にもうひとつ。

これはTHE BLUE HEARTS解散後、サ・ハイロウズで甲本ヒロトさんが作った曲で、バームクーヘン(=年輪/人間の歩みに例えている)というタイトルなのですが、高校の時聞いて自然に笑みがこぼれた曲です。知っている人はいま一度、知らなかった人には是非聞いてもらいたいという気持ちで、お裾分けしたいと思います。

※動画はアップロードされていないので、tsutayaかamazonにてどうぞ。もっとも、アップロードもいけないんですが。。


「バームクーヘン」ザ・ハイロウズ

鳥は飛べる形 空を飛べる形
僕らは空を飛べない形 ダラダラ歩く形

ダビンチのひらめきと
ライト兄弟の勇気で
僕らは空を飛ばないかわり
月にロケットを飛ばす

※たとえでっち上げたような夢も
口から出まかせでもいい
現実に変えていく
僕らはそんな形

プラモデルのジオラマで
兵隊にパンを渡す
翼を持って生まれるよりも
僕はこの両手が好き



僕はこんな形 ダラダラ歩く形
オートバイに乗る形 コーヒーを飲む形
バームクーヘン食べよう





posted by S.A.L. at 02:43 | Comment(8) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月09日

Live from India,Delhi 2

IMG_2206.JPG

こんにちは!

法学部政治学科2年の深瀬詩織です。

佳歩に引き続き、インドからの更新です!

私たちは、今日デリーでいよいよ最終日を迎えています。

10日間本当にあっという間で、ありきたりな表現だけど

長かったような短かったようなそんな感じです。


今日はデリーの南、チェンナイで私たちが行ったワークショップの

模様を含め、お伝えします。



チェンナイの気候は日本の真夏を連想させる暑さで、連日30度を超え、

歩くだけで汗が流れます。

そんな中、スラムの子どもを集めたニルヤマ・ニラヤム幼稚園では

小さな子どもたちが元気いっぱいに登校しています。


WSでは、人型の画用紙に自分の絵を描いてもらい、自分の人形を作って

もらいました。

人形は私たちと一緒に旅をしながら、最終的には事前に日本の小学生

に作ってもらった人形と一緒に冊子にして子供たちにプレゼントするこ

とになっています。


幼稚園の子供たちは、普段は小さな黒板のようなものを使って読み書き

の勉強をしています。そのため、クレヨンはあまり使ったことはなく、

最初はクレヨンを握ったまま戸惑った様子でした。

しかし、次第になれてくると一生懸命に自分の人形を作ってくれました。

インドの子供たちはとても素直で、言葉がわからないながらも

身振り手振りで伝えようとすると、首を左右に揺らしながら

聞いてくれます。(インドではYESの意味だそうです)


最後に子供たちにノートとペンをひとりひとりにプレゼントしたときに

飛んで喜んでくれた子や、あとでスラムを訪問した時にプレゼントした

ノートを抱えていた子もいて本当に良かったと思いました。


スラムはとても活気があって、そこで生活している人はいきいきとして

いました。

しかし、衛生的にも問題はあるし、私たちが表面的にみただけだと気づ

かない多くの問題を抱えていると思います。



私はインドに来て多くのことを感じ、考えました。

今ここに書いて報告できるほど私の中でまとまっているわけでは

ないのですが、日本に帰ってもう一度よく考えてまたブログで報告

したいと思います。


残り数時間、めいいっぱい色んな事を感じてきたいと思います。

posted by S.A.L. at 16:06 | Comment(0) | スタツア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月07日

live from India,Delhi

おはようございます!広報2年の木本佳歩です。


今回はインド、デリーからの更新です!


インドについてから早7日も経ってしまいました。

今回はインドスタツア10日間の旅です。
前半四日間は南インドのチェンナイ、残り半分をデリーで過ごしています。


私はインドに初めて訪れるのですが、
インドのイメージといえば
映画「スラムドック・ミリオネア」で出てくるような街並みを想像していました。

一見東南アジア諸国と似ているようで、また違ったように思えます。


道路は整備されていないし、路頭に迷う人や物乞いをする子供、車をかき分けて窓から物売りをする人たちなど

以前フィリピンに訪れた時と同じ光景を見ました。

でもインドでは、貧富の差がはっきりしていながら、入り混じっているようです。

こういう表現をするとわかりづらいかもしれないですが、

豊かできっちりとしたシャツやズボンを着て歩いている人と、
貧しくって家もどこにあるかわからないような人が同じ町の一角で共存しているのです。

デリーでは更に観光客で溢れています。

インドは、IT国といわれながら、環境汚染、難民、貧困、宗教など多くの問題が渦巻いているようです。


成長を見せながらも、問題を抱え続けているようで
なんとも複雑な気分です。


そんなインドの残りの四日間を楽しみたいと思います。


ではた!

posted by S.A.L. at 14:04 | Comment(1) | スタツア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月06日

地震大国に住む私たちができること

こんにちは、広報局2年の小川真菜です。

連日ニュースで伝えられているので、もうご存知かと思いますが、
現地時間2月27日にチリで、マグニチュード8.8の大地震が起こりました。
マグニチュード8.8という数字は、地震大国日本ですら、起きたことのない、超巨大地震を示しています。
また、地震の影響による津波の発生によって、チリ中部沿岸に大きな二次災害をもたらしました。

隣国の台湾でも昨日、マグニチュード6.7の大規模な地震が起こりました。
チリに比べると、マグニチュードの大きさはそれほどでもないと感じるかもしれませんが、人が立っているのが困難であり、家屋が倒壊するなどの恐れがある、最大震度6を観測しました。


日本では、こうした報告を受け、チリには緊急支援として、3億円の資金協力とテントや発電機など3000万円相当の緊急援助物資を供与することを決め、医師や看護師約20人で構成する医療チームを派遣しました。
また、ニーズに応じて、今後自衛隊派遣も考える見通しです。

地震のニュースを受け、わたしはこんな話を思い出しました。

これは、阪神淡路大震災のお話です。
モンゴルでは阪神淡路大震災は重大なニュースとしてとりあげられ、
全国民に大きなショックを与えました。
その中の一人に、当時のモンゴルの副首相ブルドジさんもいました。
そのとき、ブルドジさんは国家非常事態管理担当相という役目についていたこともあり、
この災害は、人事ではありませんでした。
そして、直ちに、臨時閣議を開き、支援物資を送る事に決めました。
また、ただ単に、支援物資を送るだけではなく、緊急を要するといって、
支援物資を政府特別機に詰め込み、自ら5時間かけて日本にいらっしゃいました。

この時点では、他国からの支援物資はまだ届いておらず、
このモンゴルによる支援が、外国からの最初の援助になりました。
この支援物資、数千枚の毛布と手袋数百枚などにより、
多くの被災者が、寒い冬をしのぐために救われました。
また、実際に援助してもらった人々は、お金よりもすぐに使えるから、
とてもありがたかったと口をそろえて言いました。

私は、この話を初めて聞いたとき、とても心が打たれました。
自分の国でもないのに、人のためを思って、ここまで努力してくれる副首相がいるなんて、、、

こうした援助によって、現在被災地は被災以前と同じくらい、ましてやそれ以上に活気を取り戻すことができました。

阪神淡路大震災では多くの国から、支援をしてもらいました。

また、私たち日本人には、地震大国に住んでいないと分からない痛みを知っています。
今度は私たちが、支える番になりませんか?

もし、皆さんも、このブログをお読みになって、何か協力したいと思って下さったら、
是非、募金をよろしくお願い致します。

チリの【web募金】はこちら→http://www.webmoney.jp/cam/cgibin/donation/do/index.html
台湾の【web募金】は3/5の時点ではまだ開始されておりませんでした。

「参考文献」
毎日jp
外務省
posted by S.A.L. at 00:29 | Comment(10) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月04日

From Tibet, Lhasa.

代表のはたちです。いまチベットのラサにいます。

らさの標高は3700m、空気の薄さにまだ慣れませんが、高山病にはならずにすみました。

ついったーで現地レポをしようとしてたのですが、
どうやらチベットからは繋がらないようです。

ラサの街並みは中国そのもので、話されている言葉も中国語。
ポタラ宮殿の上には中国国旗がひるがえっていました。

街中と、お寺の要所要所には人民解放軍と公安警察の姿が目立ちます。2008年の暴動以来、特に僧への監視が厳しくなっているそうです。

あした、らさから離れたしがつぇという街にいきます。
小学校に行き、Focus on myself projectを行う予定です。

チベットのこどもたちが、どんな写真を撮ってくれるのか
いまからとても楽しみです。

それではまた。
posted by S.A.L. at 23:16 | Comment(0) | スタツア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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